砥粒加工学会ABTEC2026での基調講演

  • 作成日:2026年09月15日

 熱処理事業部の後です。8月31日~9月2日に東北学院大学で開催された砥粒加工学会学術講演会(ABTEC2026)に参加しましたので、ご紹介します。

 これまで学会での発表を重ねてきましたが、基調講演は今回が初めてで、「PVD膜の耐凝着性評価」と題して発表しました。今回の講演で紹介した評価に用いたボールオンディスク試験は、比較的単純化された接触条件で、材料や表面処理の摩擦・凝着特性を把握するための基礎的な評価方法の一つです。一方で、試験条件に加え、摩擦によって生じる酸化物や移着物などの摩擦面の状態によっても、得られる結果が異なります。今回の講演では、こうした点にも触れながら、これまで取り組んできた各種PVD膜の摩擦・凝着特性の評価事例を中心に紹介しました。通常の学会発表よりも長い講演時間となったため、これまで取り組んできた内容を幅広く紹介することができました。
 また学会では、研削・研磨をはじめとする加工技術や評価技術など、幅広い分野の講演を拝聴しました。普段接する機会の少ない技術に関する発表もあり、新たな知見を得ることができ、大変有意義な機会となりました。今年は、さらに国内学会2件、国際学会2件の計4件での発表を予定しています。

 当社では、今回ご紹介したPVDコーティングのほか、熱処理や窒化処理も行っております。
各事業についてはこちらです↓↓
〇真空熱処理事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/vacuum-heat-treatment/
〇窒化処理事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/nitriding-treatment/
〇PVDコーティング事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/pvd-coating/

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