旋盤加工とは?

  • 作成日:2023年02月27日

 旋盤加工とは、チャックに取り付けた材料(工作物)を高速で回転させて、バイトと呼ばれる刃物を工作物に押し当てて切削加工する工作機械です。回転する工作物に押し当てて加工するため、円形加工に適しており、外径加工や内径加工、端面加工、円錐(テーパー)加工、突切(溝)加工、面取り加工、穴加工、ねじ切り加工などが行えます。

 日本工業規格(JIS B0105)では、旋盤を『工作物を回転させ,主としてバイトなどの静止工具を使用して,外丸削り,中ぐり,突切り,正面削り,ねじ切りなどの切削加工を行う工作機械。』と定義しています。

 旋盤には、汎用旋盤、NC旋盤、卓上旋盤、複合旋盤など目的や用途に応じて様々な種類の旋盤があります。
「汎用旋盤」・・・ベッド・主軸台・心押台・往復台、送り機構など基本的な構造をもつ旋盤。
「NC旋盤」・・・汎用旋盤にNC(数値制御)装置を取り付け、プログラムした手順通りにバイトを動       
         かして自動的に加工を行う旋盤。
「卓上旋盤」・・・汎用旋盤を小型にした作業台の上に置けるサイズの旋盤。
「複合旋盤」・・・刃物の自動交換機能を備え、かつ工作物の段取り替えなしにマシニング加工(ポケ
         ット加工や溝加工、側面加工など)を行うことができる旋盤。工作物の段取り工数 
         を減らして加工時間を短縮したり、段取り替えによる位置ズレを防いだりすること
         もできます。

 当社では、お客様からの様々なご要望にお応えすべく「NC旋盤」、「複合旋盤」を導入しています。

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