新生産管理システムの導入
- 作成日:2025年04月30日
図.新生産管理システムによる設備負荷表示画面
生産管理業務の課題を解決するため、独自に新生産管理システムを構築し、生産管理業務の効率化を図りましたのでご紹介させていただきます。
【生産管理業務の課題】
当社の機械加工では、熱間鍛造型などの消耗性リピート型以外に近年、プレス型の加工依頼を多くいただいております。
プレス型の特徴は、1部品を成形するために多くの工程(4~7工程)と、工程毎に多くの分割型(20~70型/工程)により金型が構成されており、試作・量産開始時に数十~数百の単品型が必要となります。さらに、その構成型の形状・サイズも様々です。したがって、加工工程や加工時間も型毎に異なるため、
1)生産計画を立案する上で型毎の工程を検討したり、加工時間を予測しながら計画を立てる必要があ ⠀⠀⠀るため、時間と手間がかかる。
2)立案した加工計画を個々の設備負荷に反映させることが困難で、計画と実績に乖離が生じ計画通り ⠀⠀⠀に加工が進まず遅れが生じたり、逆に設備に空きができる。
3)立案した生産計画から工程表を発行する場合、逐一工程や日程を手入力しているなどの問題があり⠀⠀⠀ました。
【新生産管理システムの特徴】
1)過去の加工実績により型品目毎に分類し、加工工程と加工時間のデータベースを作成。そのデータ ⠀⠀⠀ベース情報を活用することで新規受注型の生産計画を効率的に作成できる。
2)作成した生産計画より加工時間をそれぞれの設備負荷に反映させ見える化することで、設備負荷予 ⠀⠀⠀測の精度を上げ、それを生産計画に反映させることができる。
3)立案した生産計画から自動的に工程表を作成できる。
当社は、日本国内では、愛知県のUTE精密工場や大物を中心とした岡崎工場に最新鋭の設備を設置、又UTE同敷地内に表面改質センターや技術サービスセンターを有し一気通貫にて高品質の加工を担っております。また、日本国内では大阪テック(大阪府)、海外ではインドネシア、中国(天津、上海)、タイとアジア市場にも進出し、お客様のニーズに迅速に対応し、世界各国の発展に多大に貢献をしております。
◆精密加工
〔https://www.umetoku.co.jp/machining/processing-manufacturing/precision-work/〕
◆大物加工
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◆リバースエンジニアリング
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◆金属・樹脂3Dプリンタ
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