塑性加工春季講演会
- 作成日:2025年06月30日
熱処理事業部の後です.5月14~16日にかけて,アクリエひめじで開催された2025年度塑性加工春季講演会に参加しました.
学会では,「TiN膜の亜鉛に対する耐凝着性におけるショットブラストの影響」について講演を行いました.近年,表面テクスチャの導入により,トライボロジー特性の向上や摩耗粉をトラップする効果が報告されています.そこで本実験では,PVD処理前にガラスもしくはアルミナによるブラスト処理を行い,異なる表面粗さのPVD膜の評価を行いました.今年度は9月に砥粒加工学会,12月に国際会議LEM21での講演を予定しています.次回の砥粒加工学会では,現在兵庫県立大学の原田教授と進めております「PVD膜の摩擦特性に及ぼす熱処理の影響」について講演を行う予定です.
当社では,永年の経験と技術力により,特殊鋼の機械的特性を最大限に発揮させ,高精度高品質な熱処理を行っています.熱処理事業におきましては,熱処理に加えまして、窒化処理、PVDコーティングも行っております。
真空熱処理・窒化・PVDコーティング事業についてはこちらです↓↓
〇真空熱処理事業
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〇窒化処理事業
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